今回は代表的な暗号資産であるビットコインについて解説していきますね!
【暗号資産投資を始めたい方必見!】初心者向けにビットコインについて簡単に解説。
ビットコインという言葉は、ここ10年でインターネットなどのメディアを通じてたくさん使われるようになり、誰もがその存在を知るようになりました。
こうしたは背景には、ビットコインの裏側で使われている技術や、今後のビットコインへの期待の大きさが関係しています。
今回は、ビットコインがなぜ世の中に普及しを、どのようにその価値を高めてきたのかということも踏まえて解説します。
ビットコインとは?
2021年8月現在、ビットコインは暗号資産(仮想通貨)として世の中に広く普及しています。
こうした背景には、ビットコインが一般的な通貨の存在を揺るがすとされてきた背景が存在します。
今なお、規制やルール・国の決まりに大きく影響を受けるビットコインですが、その技術は今ある通貨の常識を変えるとされここまでの信頼性と価値を得るまでになりました。
ビットコインはこれまでの通貨とは異なり以下の点が大きく違います。
- 「現金」が存在しない
- 「中央銀行」が存在しない
- 個人間で直接送金が可能
ビットコインの特徴についてですが、ビットコインには「現金」が存在しません。
一般的なドルや円、ユーロなどの法定通貨には現金が存在しますが、ビットコインを始めとした暗号資産には現金が存在しません。
現金が存在しない理由としては、各国の通貨を発行している「中央銀行」がビットコインには存在しないからです。
一般的な法定通貨では、中央銀行が紙幣や硬貨の発行や管理を行います。
しかし、ビットコインは物理的な通貨の発行はなく、完全に「デジタル」な通貨としてビットコインのネットワーク上にのみビットコインは存在します。
このため、ビットコインの利用者は、ビットコインネットワーク上で、直接的にビットコインのやり取りを行うことができます。
ビットコインの中核技術「ブロックチェーン」とは?
ブロックチェーンは、ビットコインの中核の技術で取引履歴(ブロック)をチェーン状に一本の鎖のように記録していく技術のことを言います。
ブロックチェーンでは、取引履歴が複数のコンピュータ上に分散管理されており、一部のコンピュータが攻撃されたとしてもシステム全体として影響を受けることはないとされています。
また、ブロックチェーンには以下の特徴があります。
- データ改ざんが難しい
- システム障害が起こりにくい
- 中央管理者がいない
ブロックチェーンを利用したシステムでは、複数のコンピュータが稼働していることでシステム全体の運用・稼働性が高く、部分的なコンピュータの故障やネットワーク障害の影響を抑制することができます。
そして、システム全体の管理者がいないという最大の特徴は、これまでのシステムとは大きく異なる点です。
従来のシステムでは管理者が存在し、管理者権限を利用して様々なシステムの改変が可能でした。
しかし、管理者が全てのシステムに影響を与えることができるため、仮に管理者アカウントが乗っ取られてしまった場合は、正しくない情報であってもシステム側がデータの改更を受け入れてしまうというリスクが存在しました。
この点、ブロックチェーンを用いることで、各コンピュータはそれぞれが正しい情報を記録しており、一部のコンピュータが乗っ取られたとしてもシステム全体の管理者がいないことで、システム全体は影響を受けずに正常に稼働を続けることができます。
ビットコイン盗難リスク
ビットコインが世の中に普及しその存在が大きなものになったのは、技術的に優れていたからというだけではありません。
どんな優れた技術であっても、人々から注目されて利用されてなくてはその価値は見出されません。
そんな中、ビットコインは徐々に投資対象としてその地位を築くようになり、ビットコインが価値を高めたことによりそれを利用・盗もうという人々も多く現れ始めました。
これまで何度もビットコインの盗難・流出事件がおこり、多くのメディアで話題に上がりました。
ビットコインの盗難事件について、ビットコイン自体が危ないと思っている方もいるかもしれません。
しかし、ビットコインの盗難事件についてはビットコイン自体に問題があるのではなく、それ以外の脆弱性が狙われて過去盗難事件が起こっています。
過去の手口の多くは、パソコン自体へのハッキング・攻撃を行なってビットコインを無理やり外部に送金させたり、人の脆弱性を利用してビットコインを騙し取る手口が使われています。
この点に関しては、今あるオンライン銀行なども同様の手口で被害に遭う可能性が伺えます。
このように、過去のビットコインの盗難事件に関してはビットコイン自体に脆弱性があり、そこを狙われてビットコインが盗まれたのではなく、一般的なハッキング・詐欺被害と同様の手口での盗難が行われています。
そのため、ビットコインに限らず金融システムをパソコンやスマートフォンで利用する方は、セキュリティ面への配慮を十分に行なう必要があります。
これまでの価格推移
ビットコインは、2008年の10月31日にビットコインに関する論文が発表され、2009年の1月9日に最初のビットコインのブロック(ジェネシスブロック)が誕生しました。
その時の価格は¥0で、初めてビットコインに価格がついたのは2009年10月5日で、その時の価格は¥0.07でした。
それ以降、2010年には¥7前後、2011年に¥1,500前後、2012年に¥1,000前後、2013年にはいっきに価格が上がり、¥100,000前後まで価格が高騰しました。
その後、ビットコインの取引所へのハッキングが相次ぎ価格が下がりましたが、2017年に再度価格が上昇し2017年一年間で¥100,00前後の価格から¥2,000,000前後まで急激に価格が上昇しました。
その後、国内におけるコインチェックでのハッキング事件で価格が再度低迷し、昨年から現在(2021年8月)にかけての再度の価格高騰が続いています。
2021年4月には、一時¥7,000,000を突破しビットコインを中心とした暗号資産市場は、今後も市場の拡大が見込まれている状況です。
資産としてのビットコイン購入
ビットコインは、過去大幅な価格の高騰・下落を繰り返し、現在の価格に至っています。
過去に大きな価格変動がありましたが、総じてその価値は上がり続けています。
こうした中で、ビットコインを「資産」として購入する人も多く現れてきました。
国内の取引所では、暗号資産の積み立て投資に対応している取引所も現れたため、これまでの定期預金のような感覚で暗号資産の購入を行うことができるようになっています。
毎月暗号資産を購入することで、価格変動のリスクを低減しつつも資産を増やすことができるため、資産構築を目指したい方は積み立て投資に目を向けてみるのはいかがでしょうか。
暗号資産の長期投資・積み立て投資については、以下の記事からご確認ください。
Share Coinでは、暗号資産初心者の方に向けて、国内口座開設のご案内もしております。
是非参考にしていただければと思いますので、以下をご確認ください。