メタマスク(MetaMask)とは?インストール方法と使い方をわかりやすく解説!
暗号資産をいれておくお財布の事ですよね。
MetaMask (メタマスク) とは?
MetaMaskは、スマートフォンやGoogle Chromeなどのブラウザの拡張機能で使用できるデジタルウォレットです。
イーサリアムとイーサリアムブロックチェーン上で発行された資産を保存することができ、数多くのイーサリアムトークンを取り扱うことができます。
そして、単にウォレットとしてイーサやイーサリアムトークンを保存・出し入れするだけでなく、ブロックチェーン技術を使ったゲーム(dApps)や、金融サービス(DeFi)にもにつなげる事ができます。
また、分散型取引所(DEX)の利用の際にもMetaMaskでログイン、取引が可能です。
今もなお、MetaMaskのユーザーは増え続けており、全世界で1000万人以上のユーザーがMetaMaskを利用しています。
MetaMaskの運営についても、暗号資産業界でも老舗の「Consensys」という会社が運営を行っており、多くのソフトウェア開発者を抱えている会社だけあってその信頼性は高いです。
MetaMask (メタマスク) を使用する際のメリット
ホットウォレットだからすぐにやりとりできる
ホットウォレットとは、インターネットに接続された環境にあるウォレットを指します。
ホットウォレットに保管しておくと、手軽にアクセスでき、簡単に暗号資産を送金することができます。
取引所よりも安全にトークンを保管できる
個人でウォレットを管理するのと、取引所に暗号資産を預けておくことの大きな違いは、秘密鍵を自分で管理しているか取引所の運営会社が管理しているかという点です。
個人のウォレット暗号資産を管理する場合は、秘密鍵は自分で管理する必要がありますが、しっかりと管理できていれば取引所に暗号資産を置くよりも安全です。
オープンソースとのアクセスが簡易的
ブロックチェーン技術を使ったゲーム(dApps)や、金融サービス(DeFi)、今話題のNFT関連のサービスと連携して利用することができます。
MetaMask (メタマスク) を使用する際のデメリット
MetaMaskは多くのユーザーに支持されていますが、利用する際のデメリットも存在します。
ホットウォレットなのでセキュリティリスクは高い
ホットウォレットとは、オンライン上で管理しているウォレットのことです。また、その反対にオフライン上で管理するウォレットのことをコールドウォレットと呼びます。
メタマスクはホットウォレットで常にオンラインの状態なので、ハッキング被害のリスクが常に存在する状態と言えます。
手軽なアクセスと利用ができる反面、セキュリティリスクは高いといえます。
イーサ圏が対象となり互換性が低い
イーサリアムとイーサリアムブロックチェーン上で発行された資産のみをサポートしているため、ビットコインやその他の暗号資産を保持するウォレットが必要な場合は使用することができません。
デジタルアートやゲームを中心に注目を集めているNFTについて詳しく知りたい方は是非下記の記事から確認してみてください。
MetaMask (メタマスク) のウォレット作成方法
MetaMaskはスマートフォンでもGoogle Chromeの拡張機能のブラウザでもインストールする事ができます。
今回は、Googleの拡張機能のインストールの仕方を紹介します。
- MetaMaskと検索してchromeウェブストアにアクセスしインストールをクリックしてください。
そして「拡張機能」を追加するを選択してください。右上に狐のマークが追加されるので、その狐のマークをクリックしてください。
- さあセットアップしましょう!を選択してください。
- MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い、利用規約が表示されますので最後までスクロールし、これも同様に同意しますをクリックしてください。
- 次にパスワードの設定を行います。
- 設定が終わったら最後に作成をクリックしてパスワード設定は完了です。
- この後12個の英単語のフレーズ(バックアップフレーズ)が表示されます。
また、他人には絶対に見せてないでください。このバックアップフレーズが他人にバレてしまうと、不正アクセスが出来るようになるので絶対に知られないようにしてください。
- その後もう一度秘密のバックアップフレーズを確認してください。
バックアップフレーズは、きちんとメモを金庫等に保管したりクリプトスチールを使うなどして保管するなど不足の自体にも備える必要がありそうですね。
- これでメタマスクのインストールは完成です。
Metamask(メタマスク)への送金方法
どの取引所からでも暗号資産をMetamaskに送金することは可能ですが、ここではCoincheckを利用した送金方法を紹介したいと思います。
Coincheckの口座開設がまだという方は下記からメリット、デメリットや口座開設まで確認することができますのでご確認ください。
- メタマスクのアドレスをコピーしコインチェックの送金アドレス部分に張り付け
- 出金額を入力
- 2段階認証コード
それでは詳しく見ていきましょう。
- Coincheckの画面下メニュー「送金と受取」を選択し、その後「BTC以外の送金はこちら」を選択してください。
- 「コイン送金」で「Ethreumを送る」を選択してください。
未登録の場合は、送金先リストを編集から入力してください。
既に登録済みの場合は、送金先リスト上で、登録したアドレスを選択していただき送金先リストとして指定してください。
- 送金先のリストの新規宛先にMetamaskのAccount1の下のアドレス(赤の部分)をコピーし、コインチェックの新規宛先に貼り付けてください。
- 送金する金額(数量)を入力してください。その後出金ボタンを押せば完了です。
Metamask(メタマスク)からの送金方法
Metamaskからの送金の流れは大まかに下記の流れになります。
- 送付先アドレスをコピー・貼り付け
- 出金通貨
- 送金額を入力
それでは詳しく見ていきましょう。
- Metamaskの画面下メニュー「送金」を選択してください。
- 送金先に送りたい場所のアドレス(赤の部分)貼り付け、送金金額を入力してください。
- その後、ガス代の調整をする場合は編集のボタンをクリックしてください。
編集ではトランザクションの処理速度と手数料の調整が出来るようになっています。
※ガス代とは、イーサリアムを利用する際の手数料のことをいいます。
ガス代の調整は上記の通りです。
・ガスリミット
・プライオリティフィー
・MAXフィー
処理速度を上げれば上げるほど手数料は高くなります。また最適なガス代は状況によって変わりますのでその都度確認してください。
- 確認をクリックして送金完了です。
今回はMetamaskの登録から入出金方法について紹介させていただきました。dAppsなどを使用するにはウォレットの連携は必須です!まだ使用してないという人は、ぜひメタマスクを導入してみてください。