暗号資産投資の必要性
日本の少子高齢化の進展により高齢者の比率が急増し、年金問題(積み立てられた年金原資の運用利回りの低下で公的年金の運営状況が悪化している問題)や経済の停滞が顕著化している中で、『人生100年時代』に向け、私たちは万一に備えたお金を準備しなければなりません。
お金を準備するために、私たちは働いた時間分のお金を老後までただ貯金するのではなく、そのお金をうまく運用してお金がお金を生むサイクルを作る必要があります。
そのサイクルを作る手段として暗号資産を投資のポートフォリオに組み込むことでリスクヘッジとして暗号資産を活用することができます。
暗号資産の代表であるビットコインがすでに世の中へ普及し、その価値を高め続けている現状と、今後ビットコインに続く他のコイン(アルトコイン)の社会実需、インフレヘッジ資産として注目されたという背景からも是非一度あなたの投資ポートフォリオを今一度確認してみてはいかがでしょうか 。
暗号資産投資への割合は、自身の投資方針を確認しながら資産全体のポートフォリオを作る必要があります。
これまでにもし株式や投資信託への投資の経験があるなら、ポートフォリオの一部に暗号資産を組み入れることで、うまくバランスをとりながらリターンを狙える可能性があります。
暗号資産投資をする上で知らないと損をする7つの心得!
ここでは、失敗しない暗号資産投資をする上でこれだけは知っておかなければいけない7つの心得をご紹介していきます。
早速みていきましょう。
ポートフォリオの50%を長期保有として、50%を短中期保有として選択する
失敗しない暗号資産のポートフォリオの組み方は、暗号資産総投資資金の50%を長期保有、残りの50%を短中期のトレードに回してリスクを分散させる事です。
長期保有での投資や積み立て投資でもリスクを減らして投資する面では優れた方法だといえますが、資産を大きく増やしたい場合においては、時間がかかりすぎてしまうというデメリットが挙げられます。とはいえ、短中期のトレードだけに偏ってしまうとリスクがとても大きく、メンタルのコントロールも非常に難しくなってきます。
暴落時で購入
人は本能的に、相場が上昇しているときはその流れに乗って自分も買ってしまいたくなり、その一方で相場が下落しているときは早く手放したくなりがちです(狼狽売り)。
しかしながら、上手く投資をする為には、メンタルをコントロールし「下がったら買う、上がったら売る」必要があります。
「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏も下記のような名言を残しています。
Be fearful when others are greedy and greedy when others are fearful.
ーみんながどん欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時にどん欲であれ。
相場が下落し、皆が慎重になっているときこそ投資のチャンスということです。
イベント前で購入し、イベントと同時に売却
X月X日にイベントで何か大きな発表があるというような噂が広まるとその銘柄は価格が高騰する傾向にあります。
しかし、いざイベントが公表されると期待に伴わない内容の場合は、売りがでることが多いです。
特にミームコイン(価格に実用的な価値の伴っていないコイン)などの投機的なコインの方がこの事実売りが出やすい傾向にあります。
自分の利確ルールを決める
投資をする際に一番難しいのは利確をするタイミングです。事前に自分の利確ルールを作っておかないと、いざという時に思い切った利確を行う事は難しいです。
利確のタイミングは、以下をベースにルールを作っておくことをお勧めします。
- 利益ベース
- イベントベース
- 時間軸ベース
利益ベースの場合は、「50%値上ったら半分利確し、100%値上がったら残り半分も利確」
イベントベースで行く場合は、「ロードマップ発表の1日前に売る」
時間軸ベースで行く場合は、「確定申告シーズン前になったら売る」
など、コインを仕込む際にその銘柄ごとに自分用の利確ルールをあらかじめ作っておくことをお勧めします。
機会損失よりも実損失を防ぐ
相場の世界によく言われる言葉で「頭と尻尾はくれてやれ」という格言があります。
これは、儲け損ねた利益は捨ててしまいましょう、という意味の格言です。
上げ相場において自分がそのコインを売却したのち、価格が更に上昇した場合、ほとんどの人が「損をした」と思ってしまいます。しかし冷静に考えるとこの人は決して損はしておらずむしろしっかりと利益を得しています。
含み益はどこまでいっても含み益でしかなく、利確をしない限りこの利益が本当の意味での利益になることはないです。
この機会損失による損を恐れていつまでも利確ができないと、結果的に本当の損失を招いてしまうことがありますので、自分の利確ルールに従って確定していきましょう。
投機コインは、「なくなってもいいお金」でしか買わない
暗号資産市場には、特別実用性もない無価値コインだけれども、何故か価格がどんどん上昇しているといったミームコインがたくさん存在しています。
しかし、この様なコインはいつ大暴落してもおかしくない状態にありますので「なくなってもいいお金」で投資することが得策です。
全て自分で検索し判断する
投資は全て自己責任です。うまく投資と長く付き合うためにはご自身のIT・金融リテラシーを高め、常に情報検索をし判断できる状態にしておかなければなりません。
何をするにしても、早い段階で「何事も自分でとことん調べて判断する」というマインドを身につけることが重要になってきます。