あらゆるブロックチェーンを接続可能?Cosmos(ATOM)について将来性と今後について詳しく解説!

億り犬
ミラクルさん
Cosmosというプロジェクトについてご存知でしょうか?アメージングさん!
億り犬
アメージングさん
なんだか暗号資産のプロジェクトは多くて詳しく知りませんが、ATOM関連のプロジェクトですよね?
億り犬
ミラクルさん
その通りです!CosmosはATOMというトークンを発行しているプロジェクトで、様々なブロッチェーンを接続して広くブロックチェーンの技術を普及させることを目的としたプロジェクトです。
億り犬
アメージングさん
Cosmosにはそんな狙いがあったんですね。。。知らなかったです。。。
億り犬
ミラクルさん
はい!暗号資産関連のプロジェクトはそれぞれ独自の目的があってプロジェクトが推し進められています。今回はCosmosに焦点を当ててご説明しますね!
億り犬
アメージングさん
はい!よろしくお願いします!

 

コインチェック

あらゆるブロックチェーンを接続可能?Cosmos(ATOM)について将来性と今後について詳しく解説!

 

「Cosmos(コスモス)」は、誰もが簡単にブロックチェーンを利用できる世界の構築を目指してるプロジェクトです。

 

Cosmosでは、ブロックチェーン同士を接続することで「The Internet of Blockchains」を目指しており、あらゆるブロックチェーンを今あるインターネットのように利用者が分け隔てなく利用できるようすることを目指しています。

 

今回はこれらの点も交えながら、Cosmosについて解説していきます。

 

 

億り犬
ミラクルさん
規格の違うあらゆるブロックチェーンを接続して相互利用できるようにしようというのがCosmosなんですね。

Cosmos(ATOM)とは?

 

CosmosはTendermint社が手がけるブロックチェーンプロジェクトです。

 

2017年に行われたICOでは、Cosmosで独自に発行されている「ATOM」を販売して1700万ドルもの資金調達に成功しています。

 

Cosmosは、Ethereumのようにスマートコントラクトの実装が可能であるため、様々な取引を行うためのプラットフォームを構築することができます。

 

また、Cosmosはプロジェクトの目的として「Internet of Blockchains」を掲げており、ブロックチェーンの技術を発展させた形でのインターネットの実現を目指しています。

 

この他にも、Cosmosは様々なブロックチェーン同士を繋ぐ「ハブ」としての機能も有しており、互換性のない様々なブロックチェーンプロジェクトを接続することができます。

 

Cosmosと同様に、ブロックチェーン同士を接続してネットワークを拡大することを目的としたプロジェクトに「Polkadot」というプロジェクトが存在します。

 

両プロジェクトとも、ブロックチェーンの性能や有している機能に違いはありますが、それぞれのブロックチェーンを接続することができるため、ブロックチェーンネットワーク上に共存することができます。

 

 

 

億り犬
アメージングさん
ブロックチェーン同士を接続することで、様々なブロックチェーン上のアプリケーションを組み合わせることも可能になるんですね。

Cosmosの特徴

 

Cosmosの特徴についてここでは解説していきます。

 

主に、Cosmosには以下の特徴があり、今後のプロジェクトの発展が期待されています。

 

  • コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用
  • CosmoSDKでブロックチェーンの作成が可能
  • ブロックチェーン同士の接続が可能

 

Cosmosでは、ブロックチェーン上にブロックを作成するためのコンセンサスアルゴリズムにDPoS(Delegated Proof of Stake)を利用しています。

 

DPoSはPoSを発展させたコンセンサスアルゴリズムで、Bitcoinなどが利用するPoWよりも消費電力が少なく、Ethereumなどが利用するPoSよりもトランザクションの処理速度が速いことが特徴です。

 

また、CosmosではCosmos SDKという開発ツールを提供することで、誰もが従来の開発よりも簡単にブロックチェーンを作成することができます。

 

Cosmos SDKを利用して作られたブロックチェーンとして有名なのは、Binance Chainです。

 

Binanceは世界で最も暗号資産の取引に利用されている取引所で、Cosmos SDKを活用して独自にBinance Chainを開発し、その上にDEX(分散型取引所)を構築しました。

 

そして、先ほどから述べている通り、Cosmosでは複数のブロックチェーンを繋げることが可能です。

 

通常、BitcoinやEthereumなどのブロックチェーンプロジェクトでは、それぞれ互換性のないブロックチェーンを利用しているため接続して相互利用することができません。

 

しかし、Cosmosを利用することでブロックチェーンを接続することができ、なおかつブロックチェーン上に構築されたアプリケーション同士をも組み合わせることが可能となります。

 

これにより、アプリケーションの開発者・サービスの提供者は異なるブロックチェーン利用者に対して、ブロックチェーンの種類を意識することなく様々なサービスを組み合わせて提供することも可能となります。

 

 

 

億り犬
ミラクルさん
Cosmos SDKでは、ブロックチェーンアプリだけではなくブロックチェーンそのものを作成することが可能なんですね。

 

Cosmosを活用して作られたエコシステム

 

CosmosではCosmos SDKやCosmosのプラットフォーム自体を利用して様々なサービスをエコシステムとして提供することが可能です。

 

以下は、実際にCosmosを利用して構築されたプロジェクトです。

 

  • Binance Chain
  • Binance Smart Chain
  • Crypto.com
  • OK ExChain
  • Polygon

 

Cosmosは、Binanceで有名なBinance Smart Chainや暗号資産で支払いのできるデビットカードを発行したことで有名なCrypto.com、他にもEthereumのセカンドレイヤーソリューションとして有名なPolygonなど様々なプロジェクトで利用されています。

 

Cosmosは単一のプロジェクトとしてではなく、他の多くのブロックチェーンを含めてひとつの「エコシステム」の実現を目指しているため、他のシステムと共存してより良いプラットフォームを構築していくことが期待できます。

 

その他、より詳しく知りたい方はこちらより公式ページををご覧ください。

 

 

億り犬
アメージングさん
Binanceは世界一暗号資産取引の多い取引所として有名です。こういった取引所のプロジェクトの基盤としてもCosmosは利用されているんですね。

今後の見通しと発展について

 

ここまで、Cosmosについてその特徴と実際に使われているプロジェクトについて触れてきました。

 

今現在で多くのプロジェクトで使われている実績と、他のプロジェクト共存できる点を考慮してCosmosは今後も長期的に見てプロジェクトが拡大されていくことが見込まれます。

 

また、スケーラビリティの問題への対処やトランザクションの処理速度など、どれをとってもCosmosはブロックチェーンプラットフォームとして非常に優秀であるといえます。

 

Cosmosを含むEthereumやSolanaなど、スマートコントラクトを扱うことのできる暗号資産銘柄は長期的に見て安定的に価格が上昇している傾向が見られるので、ATOMの価格については今後も一定の安定が見込まれるのではないでしょうか。

 

 

億り犬
ミラクルさん
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