AI搭載の高性能ブロックチェーンプラットフォーム!Velas(ベラス)について詳しく解説!!
今回は、Velas(ベラス)というブロックチェーンについてご紹介します。
Velasは高性能で有名なSolana(ソラナ)を基にして作られたブロックチェーンであり、AIを利用することでその性能・機能を強化しています。
Solanaは2020年3月に登場したプロジェクトながら、一年足らずして市場規模と関連プロジェクトが大きく発展している非常に優秀なプロジェクトです。
現在(2021/11/16)SolanaはBitcoin、Ethereumに次いで第5位の時価総額まで成長しており、今後も市場の成長が期待されています。
盛り上がりを見せるブロックチェーン産業の中で、今後は大衆がよりブロックチェーン関連の知識を持つようになってくるため、中身のあるプロジェクトのみが生き残ることが予想されます。
そんな中で、Velasは高性能かつ今後大きく市場を拡大させることが見込まれるため、その詳細について以下で説明します。
Velas(VLX)とは?
Velasは、2020年2月にメインネットがローンチされたブロックチェーンプロジェクトです。
Velasでは、既存のブロックチェーンシステムはそれぞれ以下の共通する点を持っているにもかかわらず、それぞれに互換性が無い点に焦点をあて、今ある代表的なブロックチェーンの特性を活かしたプロダクト開発を行っています。
- P2Pネットワーク
- コンセンサスアルゴリズム
- スマートコントラクト
これにより、高いトランザクション処理能力を確保しつつ、既存のEthereumなどのエコシステムに対応したブロックチェーンとして、Velasの開発を成功させました。
また、Velasでは独自にAIを活用したAIDPoSという新たなコンセンサスアルゴリズムの実装にも成功しており、安定したネットワーク上で高速な処理を行える環境の確保に成功しています。
この他にも、VelasではVLXという独自トークンを発行しており、VLXをはじめとした新たなトークンエコノミーの形成が行われつつあります。
Velasの特徴
Velasには以下の特徴があり、今後の発展が期待されています。
- 独自のコンセンサスアルゴリズムAIDPoSを使用
- 高い処理能力と低価格の手数料を実現
- Solidityに対応
- EVM(Ethereum Virtual Machine)をサポート
- 汎用性の高い暗号資産ウォレット「Metamask」に対応
Velasでは、独自のコンセンサスアルゴリズムである「AIDPoS」を導入しています。
多くのブロックチェーンプロダクトでは「PoS」というコンセンサスアルゴリズムを利用していますが、Velasでは「AI」を導入することにより、これまでよりも高速で安定したブロックチェーンネットワークの提供が可能になりました。
また、Ethereumに利用されているSolidityというスマートコントラクトの開発に用いられる開発言語やEVMをサポートしていることから、様々なEthereumに関連したエコシステムに対応可能です。
現状、多くの資金や開発者はEthereumに集まっていますが、利用者増加に伴うネットワーク負荷にEthereumの処理能力は追いついていません。
他にもこれに伴う「ガス代」高騰の問題など様々な問題がEthereumにはありますが、こうした問題はEthereumに互換性のある、Velasを利用することで解決できるとも言えます。
そして、Velasでは「Metamask」に対応しています。
Metamaskは、暗号資産を扱う多くのユーザーが利用しており、ユーザー数は1000万人を超えています。
こうした既存のツール・システムをサポートしつつも、高性能なブロックチェーンであることがVelasの最大の特徴とも言えます。
Velasを利用して提供されているサービス
Velasは以下のサービスで利用されており、今後も対応するサービスやプロダクトが増えていくことが期待されています。
Velasでは、DEXやブロックチェーンを利用したSNS、NFT・Metaverseを取り入れたPlay to Earnのゲームなど、様々なプロダクトの開発が進められています。
現状はまだまだその数は少ないですが、高性能でかつ汎用性の高さから利用者・開発者は今後も増えていくことが予想できます。
今後の見通しと発展について
Velasは先ほどから述べている通り、汎用性の高さと性能の高さから多くのプロジェクトへの利用が期待できます。
Ethereumキラーと呼ばれるブロックチェーン関連のプロダクトは、Solanaをはじめとして多く出てきています。
しかし、Velasのように従来のブロックチェーンとも互換性が高く、高性能で汎用性の高いプロダクトは少ないのが現状です。
発展のスピードが速く、競合プロジェクトが多いブロックチェーンの業界ではありますが、資金の獲得とマーケティング次第でVelasは大きく市場を伸ばしていく可能性がありますので、今後も注目する必要があります。