【高配当!】SolanaのDEX代表格。Raydium(RAY)について詳しく解説!
今回はSolanaのブロックチェーン上に作られた、「Raydium」というDEX(分散型取引所)について詳しく解説します。
RaydiumはSolana上での代表的なDEXであり、Solanaを利用したトークンの取引に頻繁に利用されます。
また、RaydiumではIDOが行われており、Raydium上で利用できる「RAY」をステーキングすることでIDOに参加することができます。
他にも、ファーミングやステーキングなどDEXならではの機能を利用して、持っているトークンを利用して高配当収益を得ることもできます。
詳細については以下で解説しますので、ぜひご覧ください。
Raydium(レイディウム)とは?
Raydiumは、DEX(分散型取引所)と呼ばれるブロックチェーンを利用した暗号資産の取引所です。
最近では、DeFi(分散型金融)と呼ばれる人を介さない金融資産の取引がブロックチェーンを利用することで可能となりました。
Raydiumは、ブロックチェーンを利用したサービスの一つで、間に人を介さずに金融取引を行うことができるDEXとして2021年の2月にローンチされました。
また、「Solana」と呼ばれるプラットフォームを利用することで、高速かつ安価に取引を行うことが可能です。
これまでも、Uniswapなどの有名なDEXが存在していましたが、Ethereum上にある関係上Ethereumの手数料(ガス代)高騰が問題視されており、気軽にユーザーが取引を行えるような状態ではなくなってきています。
こうした中、Raydiumは高速かつ安価な手数料であることから今注目を集めています。
Raydiumの特徴
Raydiumでは、独自トークンである「RAY」を発行しており、ステーキングやファーミング・IDO参加の際にRAYを利用することができます。
スターキングは、RAYを貸し出すことで報酬が得られる仕組みのことを言います。
他にも、DEXでは取引に利用する暗号通貨同士のペアを用意する必要があるため、そのペアを提供して報酬を受け取ることのできるファーミングといったものも利用すことができます。
ファーミングでは、提供した通貨のペア同士の手数料の一部をプールした金額に応じて報酬として受け取ることができます。
また、Raydiumでは「AcceleRaytor」と呼ばれるローンチパットが展開されており、IDOに参加することも可能です。
IDOには参加条件がありますが、基本的にはRAYを一定数・一定期間ステーキングすることでIDOへの参加権利を獲得することができます。
IDOは、Initial DEX Offeringの略称で、DEXを介して資金調達を行う方法のことを言います。
これまで、ICOなどで個別に資金調達を行うプロジェクトが多くありましたが、詐欺まがいのものや安全性が保障されていないものが多々ありました。
こうした問題に対応するために、最近ではIDOやIEOといった取引所を介した資金調達方法が主流となってきています。
このように、Raydiumは暗号資産の取引所としてだけではなく、ローンチパッドの機能なども有しています。
ファーミングとステーキング
ここでは、多くのDEXで共通している機能であるファーミングとステーキングについて説明します。
DEXでは、一般的な銀行などと違い通貨同士のペアの用意がされていません。
そのため、利用者から通貨ペアを貸し出してもらうことで、管理者がいない状態でも取引を成立できるようにしています。
通貨のペアを貸し出したDEXの利用者は、手数料の一部を流動性供給の報酬としてもらうことができます。
通貨を預け入れて、流動性を供給することを「ファーミング(農耕)」、そして報酬を受け取る作業のことを「ハーベスト(収穫)」と表記するDEXは多く、農業に例えてファーミングは行われます。
ステーキングについては、最近では多くの暗号資産でPoS(プルーフ・オブ・ステイク)と呼ばれる仕組みを利用しているため、トークンを多く持っているコンピュータがマイニングしやすいような仕組みになっています
マイニングを行うコンピュータがマイニング報酬を多くもらえるよう、自身のトークンを貸し出すことをステーキングといい、Raydiumでステーキングを行ったユーザーはマイニング報酬の一部をステーキング報酬という形で受け取ることができます。
今後の発展と将来性について
Raydiumは、Solana上にあるDEXであることから、Solanaのユーザーが増えるにつれてその利用者は増えています。
Solanaは分散型プラットフォームとして、非常に高性能であることから、時価総額・利用者ユーザー・対応アプリケーションの数を急速に伸ばしています。
また、Raydium上で行われているIDOも盛り上がりを見せており、今後も多くのIDOがRaydium上で行われていることが見込まれます。
現状、Raydium上でIDOが行われたプロジェクトのトークンはIDO価格から数倍以上の価格をつける銘柄が多く出てきているので、今後もRaydiumを含むSolana関連のプロジェクトには注目する必要があります。