ブロックチェーン版PayPal!Terra (LUNA)について詳しく解説!

億り犬
ミラクルさん
アメージングさん、Terraというブロックチェーン決済プラットフォームについてご存知ですか?
億り犬
アメージングさん
いいえ、初めて聞きました。
億り犬
ミラクルさん
Terraは、法定通貨と同じ値動きをするステーブルコインとしてその存在感を強めてきています。
億り犬
アメージングさん
ステーブルコイン、、、
億り犬
ミラクルさん
はい、そうです。今回はステーブルコインの説明も踏まえて、時価総額ランキングでも上位に位置するTerraについて少し詳しく解説しようと思います。
億り犬
アメージングさん
はい、是非よろしくお願いします!
コインチェック

ブロックチェーン版PayPal!Terra(LUNA)について詳しく解説!

 

 

今回は「Terra(LUNA)」という無担保型のステーブルコインについて詳しく解説します。

 

ステーブルコインには何種類がタイプがありますので、まずはそこから見ていきましょう。

 

ステーブルコインとは?

 

ステーブルコインは、安定した価格を実現するようにデザインされた通貨です。

 

ビットコインなどの暗号資産は、価格変動が著しく、広く普及する上でも価格の安定が課題となっていました。そこで、その問題を解決する手段としてステーブルコインが生まれました。

 

ステーブルコインには、価格を安定させる手法の違いから数種類のタイプに分かれています。

 

  • 法定通貨担保型

ドルやユーロ、円などの法定通貨を担保として価格を安定させる通貨です。代表的なものとして、Tether(USDT)、USD Coin(USDC)などがあります。

 

  • 暗号資産担保型

BitcoinやEthereumなどの暗号資産を担保とした通貨です。しかし暗号資産のボラティリティが高いため価格の安定性を保つことは難しいです。代表的なものとして、DAIなどがあります。

 

  • 無担保型

法定通貨や暗号資産などを担保とせず、通貨の供給量をアルゴリズムで調整することで価格を安定させる通貨です。代表的なものとして、Terra(LUNA)があります。

 

 

億り犬
ミラクルさん
今回はこの通貨の供給量をアルゴリズムで調整して価格を安定させる無担保型のステーブルコインTerraについてより詳しくみていきます。

 

Terraとは?

公式YOUTUBEより

 

Terraは、韓国発祥のプロジェクトで2018年1月にDaniel Shin氏とDo Kwon氏(スタンフォード大学でコンピュータサイエンスを専攻)によって造られました。

 

価格安定性とユーザビリティに焦点を当てながら、ブロックチェーン技術と暗号資産の実用性を高め、Eコマース業界などで一般的な決済用途による活用を可能にすることを目指したグローバルな決済システムを提供しています。

 

すでにアジア太平洋地域において数多くの決済プラットフォームとパートナーシップを提携しており、初動においては韓国に拠点を置くモバイル決済アプリケーションChaiとも提携しています。

 

 

億り犬
ミラクルさん
今後Bitcoinと組み合わせて迅速かつ手頃な決済手段を提供しようとしているようです。

 

Terra(LUNA)の特徴とエコシステム

 

 

Terraはグローバルな決済システムを目指すプロジェクトで、早くて低コスト決済を提供することを目指しています。

 

Terraプロトコルは、TerraLUNAの2つのトークンで構成されています。

 

Terraは法定通貨の価格を追跡するステーブルコインです。

 

LUNAはTerraのネイティブトークンで、以下の特徴・役割を持っています。

  1. Terraトークンの価格を安定させるために追加発行されたり、バーンされたり供給量を調整させてTerraトークンの価格安定性を保つ役割
  2. バリデータとして合意形成に参加する際のステークとしての役割
  3. ネットワーク上での計算にかかる手数料(ガス代)の支払いとしての役割
  4. Terraプロトコルのガバナンスとしての役割

 

LUNAは、米ドル、韓国ウォン、モンゴルトゥグルグ、等とペッグされステーブルコインを複数発行しているだけでなく、さまざまなTerra-LunaエコシステムであるDeFiプロジェクトもリリースしています。

 

 

CHAI公式サイトより

 

 

上記にもあるように、韓国やモンゴルではすでに韓国の法定通貨のウォンのステーブルコインであるTeraaKRWをCHAIアプリを通して韓国のEコマースで利用できます。

 

アプリを通して行われた注文はTerraブロックチェーンネットワークを介して処理されており各取引ごとに、約 2% ~ 3% の手数料がマーチャント(加盟店)に請求される仕組みになっています。

 

ユーザーにおいては、Terraを使用して買い物をする場合、数%の割引を受けられたりとインセンティブ設計があり実用性に富んでいます。

 

 

億り犬
アメージングさん
Terra-Lunaエコシステム には、すでにたくさんのプロジェクトがあり期待できますね。

 

またTerraの実装は独自ブロックチェーン上ですが、Cosmos基盤を使用し、Anchorとも提携しています。

 

当初はEthereumでの使用を検討していましたが、Ethereumのスケーリングに左右されずに、秒間100-1000のトランザクション性能を維持できることや1stレイヤーのブロックチェーンに左右されない自由な開発環境、トランザクション手数料設定ができる事からCosmosへ移行した経緯があるようです。

 

億り犬アメージングさん
Cosmosについては、下記の記事をご覧ください。

 

あらゆるブロックチェーンを接続可能?Cosmos(ATOM)について将来性と今後について詳しく解説!

 

 

億り犬
ミラクルさん
2021年9月には、エコシステムを強化するためにProjectDawnをリリースしました。それに伴い価格が急上昇しており、より一層注目を集めています。

今後の発展と将来性について

 

 

上記でも記述したように、Terra(Luna)はステーブルコインの発行以外にもさまざまなDeFiサービスを展開しており、今後も実用性が進むことが期待されています。

 

特に、ステーブルコインは法定通貨に代わる決済手段として大きな注目を浴びており、Binance Lab、OKEX、Huobi 、Polychain Capitalといった大手取引所や著名クリプトファンドが多数投資をしています。

 

Nasdaqにおいては、Terra(LUNA)について、今後オンライン決済や国際送金で有名なPaypalやWestern Unionに匹敵するような決済サービスになる可能性があると言及しており、coinpostの記事によれば2021年11月に米最大手暗号通貨投資企業であるグレースケール社の投資信託検討リストにも追加されました。

 

Terra(LUNA)はEコマースなどのオンライン決済プラットフォームとして社会を変えていく可能性が十分にあると言えます。

 

一方で各国の金融当局からの規制の動きも騒がれますが、今後もTerra(LUNA)関連のニュースやプロジェクトリリースには注目する必要があります。

 

Terra(LUNA)の購入方法

 

現在、Terra(LUNA)は、国内取引所では購入することができません。

 

まず国内取引所でbitcoinやEthereumを購入し、海外取引所に送金する必要があります。

 

国内取引所は、Coincheakがオススメです。

 

コインチェック

 

 

億り犬
ミラクルさん
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