保存版!最強のベンチャーキャピタル?a16zから学ぶNEXTトレンド – 前編

億り犬
ミラクルさん
アメージングさん!2021年の12月末にTwitterの創業者のジャック・ドーシー氏がイーロン・マスク氏の「Has anyone seen web3? I can’t find it.(誰かWeb3を見たことがあるかい?僕はまだ見つけられないよ)」というツイートに対して「It’s somewhere between a and z(多分aとzの間のどこかにあるよ)」とコメントし、各メディアを騒がせたのをご存知でしょうか?

億り犬
アメージングさん
はい、大きく取り上げられていたのでweb3について言及していたのは知っていますが、、、
億り犬
ミラクルさん
はい、その後web3はみんなのものでなく、VC(ベンチャーキャピタル)とファンドに投資するもの達の所有物だと現状のweb3について批判しました。そのVCが、aからzの間にあるよと言及されている通称a16zと呼ばれるAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)です。

億り犬
アメージングさん
そうなんですね。名指しにされるベンチャーキャピタルとは一体どういう企業なんですか?!笑
億り犬
ミラクルさん
今日は最強のベンチャーキャピタルとして名があげられることが多いa16zについて解説しますね!
億り犬
アメージングさん
はい!なんかおもしろそうですね!よろしくお願いします!

コインチェック

最強のベンチャーキャピタル?Andreessen Horowitz(a16z)とは?

 

今回は最強のベンチャーキャピタルと言われているAndreessen Horowitz(a16z:アンドリーセン・ホロウィッツ)について解説していきます。

 

a16zは2009年にマーク・アンドリーセンベン・ホロウィッツによって設立されたベンチャーキャピタル会社です。本社はカリフォルニア州メンロパークにあります。

 

億り犬
ミラクルさん
通称a16zと呼ばれると言いましたが、Andreessen HorowitzのようにAからZの中に16個のアルファベットがある事からそう呼ばれているようです。

2009年には従業員数3人から始まった会社もあっという間に300人以上に、また管理資産3億ドルから100億ドル以上へと成長を続けています。

 

その急成長の理由と言えるのが、下記のようなAirbnb、Facebook、Slack、Twitter、Lyft、Clubhouseなどの多くの有名スタートアップへの初期段階での投資でした。

 

またClubhouseは日本でも一世風靡した招待制の音声配信SNSですが、a16zのAndrew Chen氏が社外取締役としてジョインしていたりと内部からしっかりとサポートしている様が伺えます。

 

億り犬
アメージングさん

先見の目というか、、どの企業が今後成長するかを見抜き、その企業に対してしっかりと投資をする、圧倒的ですね。

 

https://techblitz.com/andreessen-horowitz/からの引用

 

また最近では、暗号資産やライフサイエンスなど領域に特化したファンドを設立して投資しており、2018年の6月に暗号資産や関連企業の投資に特化する300万ドル規模ファンド「a16z crypto」を立ち上げました。

しかし、暗号資産市場にマーケットインするためにはVC ExemptionというVCの規制でなかなか難しく、2019年にはVCを退き、登録投資顧問(RIA)に登録することで再び暗号資産への投資に注力し始めました。

 

億り犬
ミラクルさん
VCとして大成功しているのにも関わらず、VCとしての免許を捨ててまで暗号資産市場に注力していくという態度がみて取れますね。

 

Andreessen Horowitz(a16z)の主な投資先

a16z公式HPより

 

a16zやa16zcryptoが投資事実を公にしている暗号資産を簡単にまとめてみました。

Infrastructure(インフラストラクチャー)

 

Solana

トークン:SOL

1秒間にトランザクション5万件を処理する事ができる高性能さと汎用性が高いブロックチェーンプラットフォームです。2021年の夏は「Solana Summer」と呼ばれるほど盛り上がりを見せました。
Solanaのより詳しい情報については、こちらをご参照ください。

【イーサリアムキラー】暗号資産(仮想通貨)Solana(ソラナ)の特徴と将来性について併せて解説!

 

AVALabs

トークン:AVAX

DeFi(分散型金融)の分野でのサービス立ち上げのためのスマートコントラクトプラットフォームAvalancheの開発・運営を行っている企業です。
Avalauncheのより詳しい情報については、こちらをご参照ください。

Avalanche(AVAX)の暗号資産・プラットフォームとしての特徴と将来性について解説!

 

Arweave

トークン:AR

Arweaveは、データを無期限に保存するためのプラットフォームを提供することを目的とした分散型のクラウドストレージネットワークです。

 

DFINITY

トークン:ICP

Internet Computerは、無制限の容量ウェブ速度で動作する世界初のブロックチェーンです。
スマートコントラクトの計算能力とデータを拡張し、それらをウェブ速度で実行し、データを効率的に処理して保存し、開発者に強力なソフトウェアフレームワークを提供する分散型のクラウドコンピューティングプラットフォームの開発・提供を行う企業です。

 

NEAR

トークン:NEAR

NEAR Protocolは、スケーラビリティと安定した料金を提供することを目的としたNightshadeと呼ばれるプルーフオブステーク (PoS) コンセンサスメカニズムを備えたウェブ上でアプリケーションを使用できるように設計された分散型アプリケーションプラットフォームです。

NEAR Protocolのより詳しい情報については、こちらをご参照ください。

注目のスマートコントラクトプラットフォーム。NEAR Protocolとは?今後の動向と将来性について解説!

 

Protocol Labs

トークン:FIL

IPFSという複数のコンピューター間でサーバーを介すことなくファイルを共有できるP2Pネットワーク上で稼働する分散ファイルシステムのプロトコル等次世代のクラウドストレージの研究開発を行う企業です。

 

DeFi(分散型金融)

 

Maker

トークン:DAI

MakerDAOは、分散型自律組織(DAO)であり、スマートコントラクトを使用して分散化された方法で運営されている企業です。
EthereumベースのUSドルにペッグされたステーブルコイン(安定な価格を実現するよう設計された暗号資産)DAIを発行している。

 

Uniswap

トークン:UNI

Uniswapは、分散型金融システム(DeFi)で通貨の自動取引を可能にすることで知られるプロトコルです。
ETHやトークンをスマートコントラクト(プログラム)が取引所内にプールされている通貨の量から価格を瞬時に計算して円滑に取引ができるようになる仕組みであるAMMをEthereum上で普及させるために開発されました。

 

dYdX

トークン:DYDX

dYdX は、現物や信用取引やレンディングサービスを提供しているEthereumブロックチェーン上で作動する分散型取引所(DEX)の開発・運営をおこなっている企業です。

 

Compound

トークン:COMP

Compoundは、暗号資産の貸出・借入を行うDeFi貸付プロトコルを提供している企業です。

 

Celo

トークン:CELO

Celoは、携帯電話を持っている人なら誰でも金融dAppと暗号通貨の支払いにアクセスできるようにするモバイルファーストのプラットフォーム企業です。

 

Element Finance

金利をトークン化し、流動的な市場を作ることで固定金利でのレンディングを可能にするDeFiプロトコルです。

 

Goldfinch

暗号資産の担保をなしに、暗号資産の借用を可能にする分散型プロトコルです。

 

TrustToken

トークン:TRU

ステーブルコインローンで高利回りを獲得し、無担保ローンでのDeFiプロトコル。

 

Centralized Exchange(CEX)

 

CoinSwitch Kuber

インド最大の暗号資産取引所。現在80以上のトークンの取引が可能で1400万人以上のインド人が使用している。

 

Investment Fund/Media/Enterprise(投資会社/メディア/エンタープライズ)

 

Polychain Capital

サンフランシスコに拠点を置く世界有数の暗号資産投資ファンドです。

 

TradeBlock

暗号資産インデックスを提供するスタートアップでトランザクションデータ、マーケットデータなどを投資家に提供している。2021年1月に世界最大の暗号資産メディア「CoinDesk」を運営する米CoinDeskにより買収された。

 

Axoni

キャピタルマーケット向けのソリューションを開発している企業です。

 

Talos

金融機関投資家向けにデジタル資産取引をサポートするツールやサービスを提供する企業です。

 

META4

META4は、NFTやWeb 3.0を視野にいれたNFT投資ファンドです。

Gaming/NFTs(ゲーム/NFT)

 

Dapper Labs

トークン:FLOW

NFTゲームの先駆けと言われるCryptoKitties、NBA Top Shot、Cheeze Wizardsなどを提供しており、Flowというエンターテインメント特化型のブロックチェーン開発を行う企業です。
Flowのより詳しい情報については、こちらをご参照ください。

エンタメ特化型ブロックチェーンFlowとは?将来性・特徴について詳しく解説!

 

世界初かつ最大のNFTのマーケットプレイス。あらゆるデジタルアイテムを簡単な操作取引するできる。

 

Bitski

NFTの作成、購入、販売ができるプラットフォームの開発、運営を行う企業です。

 

Foundation

出品招待制のNFTマーケットプレイス。

 

Manifold

NFTクリエイターに、プラットフォームに依存することなくクリエイター自身が作品の真の所有権と来歴を保持しながら、オリジナルの高品質NFTを作成することをさらに推進することを可能にするスマートコントラクトを提供している企業です。

Axie Infinity

トークン:AXS

Axie Infinityは、2018年にベトナムのスタートアップであるSky Mavisによって開発されたNFTゲームです。ゲームをしながら稼ぐという、人々が暗号資産の中で生活し、遊び、働き、稼ぐことができる先がけとして(P2E:Play-to-earn)のコンセプトを考案した企業です。2021年は、ゲーム参入者の増加、AXSの価格高騰でも注目を集めました。

【2021年10月最新】Play-to-earnのNFTゲーム先駆け Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)とは?

 

 

 

Banking/Payments(銀行/支払い)

 

Diem

Meta社(元Facebook)が開発する暗号資産プロジェクト。Diemのより詳しい情報については、こちらをご参照ください。

Meta社(元Facebook社)主導。デジタル通貨プロジェクト「Diem」の現状と今後の見通しについて

 

OB1

ビットコインやビットコインキャッシュやライトコインなどを用いて仲介者を必要としないP2Pの無料のオンラインマーケットプレイス(OpenBazaar)を運営している企業です。

Custody/Brokerage(保管/仲介)

 

Anchorage

Anchorage Digitalは、2017年に設立された機関投資家向けの仮想通貨カストディ企業です。21年1月には暗号資産企業として米国初の国法銀行(信託銀行)になっています。またカストディ以外にも、レンディングや貸付、取引やステーキングなどのサービスを提供しています。

 

Eco

Ecoは、毎日の取引に世界中で利用できる支払いツールとして設計されており既存の金融システムのアップデートを目指している分散型デジタルをレットプラットフォームを提供する企業です。

 

Harbor

Harborは、不動産、会社の株式、投資ファンド、アート作品などの実世界の資産に裏付けされたアセットをトークン化し、コンプライアンス(法令遵守)を自動化することで、資本市場の次の大きな波であるトークン化された証券(セキュリティトークン・証券トークン)の発行を行うプラットフォームです。

 

Phantom

Solanaブロックチェーン上の分散型アプリケーション、暗号資産だけでなくNFTの管理にも対応するウォレットやブラウザ拡張機能を提供している企業です。

 

Valora

モバイルに特化したブロックチェーン決済のスタートアップ企業です。長いウォレットアドレスを必要とせず、電話番号だけでまるでテキストを送信するかのような感覚で簡単に素早く世界のあらゆる友人に暗号資産を送金したり、受け取ったりすることが可能になります。

 

Privacy/Security(プライバシー/セキュリティ)

 

Aleo

Aleoは、ゼロ知識証明と呼ばれる最先端のテクノロジーとブロックチェーンを使用して、Web上で新しいレベルのプライバシーを提供する企業です。

 

Fortaは、スマートコントラクトの情報セキュリティにおいて、脆弱性を利用してコンピュータを攻撃するプログラムが発生したときにそれを防止または軽減する、最初の分散型コミュニティベースのセキュリティプラットフォームです。
Keepは、機密性を犠牲にすることなく、パブリックプロトコルでプライベートデータを使用することを可能にするプライバシーに特化したネットワークです。

トークン:ROSE
Oasis Labsは、プライバシー重視のレイヤー1 ブロックチェーン(Oasis Network)を研究開発している企業です。
トークン:OXT
Orchidは、分散型の仮想プライベートネットワーク(VPN)の構築を実現しており、仮想通貨決済を使用してインターネット上での自由の制限を克服し、参加プロバイダから帯域幅を購入できるようなマーケットプライスを提供することを目的とした企業です。

Enterprise

 

Chia

トークン:XCH

Chialispと呼ばれる独自のカスタム設計プログラミング言語とProof -of-space-and-time(PoST)と呼ばれる新しいコンセンサスメカニズムを使用する環境に優しいレイヤー1 ブロックチェーンです

 

Handshake

トークン:HNS

HandShakeは、Webサイトのアドレス(URL)を非中央集権的な仕組みで所有、管理、取引することのできる分散型ネーミングプロトコルです

 

Rally

トークン:RLY

Rallyは、クリエイターとそのコミュニティが独自のデジタルエコノミーを構築するためのプラットフォームです。

 

 

億り犬
アメージングさん
ざっとこの中の銘柄を見てみると時価総額ランキング100位以内のものばかりですし、上位に入っているSolanaやAvalauncheやNearまたUniSwapやOpenseaなど暗号資産界隈での大きな話題になる銘柄ばかりですね!早い段階で投資しており、銘柄選定能力の高さに圧倒されますね。

 

億り犬
ミラクルさん
それを踏まえて、今後どの分野が次のトレンドとしてきそうなのか、チェックしていきましょう。
NEXTトレンドは、次の記事でご紹介します。
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