Andreessen Horowitz(a16z)からNEXTトレンドをチェック!
下記の2021年の投資プロジェクトサマリーを見てみるとDeFi 、DAO、GamiFi、NFT関連銘柄への投資が増えてきていることがわかります。
NFT分野の投資は、2021年のトレンドでもあり引き続きメタバース、GamiFiに関連しどんどん増えていくことが予想されます。
他にa16zが上げている記事「future」 からも以下の分野が今年のNEXTトレンドではないかとみて取れます。
- DAO
- GameFi
- Web 3.0
Kingdate.comより
NFTについては下記の記事をご確認ください。
Andreessen Horowitz(a16z)注目のDAO銘柄
a16zは「The Future of Work is Not Corporate — It’s DAOs and Crypto Networks」の記事で、将来的には人は会社で働かない可能性があり、代わりに以下によるこれまでとは異なる方法で収入を得ることになるだろう、働き方は大きく変化していくと述べています。
- ゲームをプレイ
- アートを作成し販売
- コンテンツをキュレートする
- 組織の運営
また「Building and Running a DAO: Why Governance Mattersk」の記事では、DeFiおよびNFTコミュニティの規模が大きくなるにつれて、ガバナンスである資金と運用を最適化するために集合的な意思決定を管理する行為を理解する必要があると述べています。
現在a16zのDAO関連投資は以下です。
トークン:DAI
MakerDAOは、分散型自律組織(DAO)であり、スマートコントラクトを使用して分散化された方法で運営されている企業です。
EthereumベースのUSドルにペッグされたステーブルコイン(安定な価格を実現するよう設計された暗号資産)DAIを発行している。
トークン:UNI
Uniswapは、分散型金融システム(DeFi)で通貨の自動取引を可能にすることで知られるプロトコルです。
ETHやトークンをスマートコントラクト(プログラム)が取引所内にプールされている通貨の量から価格を瞬時に計算して円滑に取引ができるようになる仕組みであるAMMをEthereum上で普及させるために開発されました。
トークン:DYDX
dYdX は、現物や信用取引やレンディングサービスを提供しているEthereumブロックチェーン上で作動する分散型取引所(DEX)の開発・運営をおこなっている企業です。
トークン:COMP
Compoundは、暗号資産の貸出・借入を行うDeFi貸付プロトコルを提供している企業です。
その他にも現在たくさんのDAOがありますので、どんなものがあるのか是非チェックしてみてください。
Andreessen Horowitz(a16z)注目のGamiFi銘柄
上記のDAOの部分でもGamiFiについて言及しておりますが、人々の働き方が変化しPlay to Earnとして、ゲームをして収益を得たり、メタバース空間やゲーム内コミュニティで新たなビジネスで収入を得る人が今後多く出てくるだろうと予想しています。
実際a16zが主導するゲーム銘柄は多くみられ、代表するものとして下記のものが挙げられます。
トークン:AXS
Axie Infinityは、2018年にベトナムのスタートアップであるSky Mavisによって開発されたNFTゲームです。ゲームをしながら稼ぐという、人々が暗号資産の中で生活し、遊び、働き、稼ぐことができる先がけとして(P2E:Play-to-earn)のコンセプトを考案した企業です。2021年は、ゲーム参入者の増加、AXSの価格高騰でも注目を集めました。
【2021年10月最新】Play-to-earnのNFTゲーム先駆け Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)とは?
トークン:FLOW
NFTゲームの先駆けと言われるCryptoKitties、NBA Top Shot、Cheeze Wizardsなどを提供しており、Flowというエンターテインメント特化型のブロックチェーン開発を行う企業です。
Flowのより詳しい情報については、こちらをご参照ください。
他にも、2021年11月にメタバースゲームプラットフォームのMythical GamesやユーザーへのNFT貸し出しを行うDAOであるYield Guild Games (YGG)へ投資しています。
Game関連プロジェクトに対してあらゆる方面から注力している事が見て取れますね。
Andreessen Horowitz(a16z)注目のWeb3.0銘柄
Why Web3 Mattersやその他の記事でWeb3は、これまでに時代の良いところを組み合わせた新しい方法を提供しており、このスピードは早く今が参加するには絶好のチャンスだと述べています。
またWeb3は、ネットワークを立ち上げるための強力な新ツールとして、トークンインセンティブを導入しており、このトークンインセンティブにより以前のようなWeb2の営業やマーケティングに多額の資金を費やすことが不要になり、お金の使い道がより明確になるとも述べられています。
そのWeb3銘柄としてa16zが投資しているものに、下記のようなものが挙げられます。
トークン:HNT
Helium(HNT)は、モノのインターネット(IoT)デバイス用の分散型ブロックチェーンネットワークです。
2019年7月にローンチされたHeliumメインネットは、低電力の無線デバイスが相互に通信し、ノードネットワークを介してデータを送信することを可能にします。
ノードは、ワイヤレスゲートウェイとブロックチェーンマイニングデバイスの組み合わせである、いわゆるホットスポットとして出現します。したがって、ノードを操作するユーザーは、Heliumのネイティブ トークンであるHNTでマイニングを行い報酬を獲得します。
トークン:AR
Arweaveは、データを無期限に保存するためのプラットフォームを提供することを目的とした分散型のクラウドストレージネットワークです。
Andreessen Horowitz(a16z)から学ぶNEXTトレンド!
今回は前編、後編とにわたってa16zsの投資先について見てきました。
ほとんどのプロジェクトが時価総額ランキング100位以内かつ、メディアで大きな話題になったものばかりでした。
これからもa16zがクリプト界にもに大きな影響を与えることは、間違いなくより存在感を強固なものへとしていくでしょう。
現在仮想通貨のポートフォリオに自信がないや少し変更してみたい、どの銘柄を買うのか迷っているという方は、是非a16zが投資をしている銘柄に絞って、銘柄選定を行ってみてはいかがでしょうか。
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