クリプト業界でのウェルスマネジメントのパイオニア！？SwissBorg（スイスボーグ）とは？

クリプト業界でのウェルスマネジメントのパイオニア！？SwissBorg（スイスボーグ）とは？

今回はSwissBorgと呼ばれる、クリプト業界（暗号資産業界）でウェルスマネジメントを提供するサービス・企業についてご紹介します。

ウェルスマネジメントは、既存の金融業界ではお金持ち・資産家のみに提供されていた金融サービスで、プライベートバンクやヘッジファンドといったものが挙げられます。

これらは一般層には浸透しておらず、富裕層のみが資産を増やしていけるというのが既存金融の常でした。

SwissBorgでは、クリプトを利用して一般層向けにもウェルスマネジメントをサービスとして提供できるようにと活動を行なっています。

今回は、そんなSwissBorgについてご紹介していきます。

SwissBorgとは？

SwissBorgは、2016年にスイスにで設立されたフィンテック企業です。

2021年にはAI・スタートアップフィンテックに関する賞を受賞し、60万人以上が利用するサービスを展開しています。

SwissBorg公式ページより

SwissBorgは、次世代の投資プラットフォームとしてウェルスマネジメントを一般層向けに提供することを目的とし、ブロックチェーンを用いてこれを実現しようとしています。

これまでは、富裕層のみがプライベートバンクやヘッジファンド、ウェルスマネジメントをサービスとして金融機関から提供されていました。

こうした仕組みは、富を持つ人はさらに富を増やし、そうでない人は優位性を持った投資ができないといった環境を作り出していました。

SwissBorgは既存金融に革命を起こし、誰もが資産を有効的に運用できるように、暗号資産業界におけるウェルスマネジメントを提供するために発足されました。

2018年にはイーサリアムベースでのICOが行われ、5億枚の「CHSB」トークンが発行されました。（最大発行枚数は10億枚）

CHSBトークンはユーティリティトークンという立ち位置で、SwissBorgのサービスでリワードを受け取るために利用されます。

暗号資産に関しては、既存の金融サービスのような専門性を持ったアドバイザーの数がまだまだ少ないことから、SwissBorgでは暗号資産における投資の最適化を図ることをユーザーに提供することを目的としています。

SwissBorgのサービスについて

SwissBorgでは、セキュリティ・アプリの使いやすさに重点を置いてサービスを提供しており、暗号資産業界で経験豊富な専門家チームを要して運用が行われています。

2020年4月にローンチされたウェルスアプリでは、SwissBorgのサービスの全てがアプリに統合されたとしており、誰もが公平・安全・簡単に資産形成が行えるようになったとしています。

こうしたサービスを提供するために、SwissBorgは独自に「スマートエンジン」と呼ばれるシステムを用いてユーザーへのサービスを提供を行っています。

スマートエンジンでは、暗号資産の取引ペアを様々な取引所から情報を収集・分析することで、最良の売買レートでユーザーが取引できるようになっています。

アプリの実際の使い方については「Coin Club Japan」のYoutubeチャンネルにて以下の動画で説明されてますので、興味のある方はぜひご覧ください。

SwissBorgのアプリでは、ユーザーが自身の資産運用を最適に運用できるように暗号資産交換価格をより良いレートで提供する他にも、「スマートイールド」というサービスも提供しています。

スマートイールドでは、自身が持っている暗号資産の保有残高をスマートイールド口座に入金することで、毎日利回りを得ることができます。

スマートイールドにはBTCやETHの他にもUSDC等のステーブルコインも対応しているため、安定的に暗号資産の利回りを受け取ることができます。

スマートイールドについては、公式Youtubeチャンネルより以下の動画が公開されていますので、是非ご覧ください。

スマートイールドについては、別途CHSBトークンをステーキングすることで、利回りをブーストすることができる「プレミアムイールドブースト」といった仕組みも用意されています。

利回りが最大に2倍になるので、資産を多く預け入れる方にとっては非常に魅力的なシステムとなっています。

以上のように、SwissBorgでは利用者は暗号資産をお得に、安定的に資産運用できる仕組みになっています。

SwissBorgの今後と暗号資産のウェルスマネジメントについて

SwissBorgでは、暗号資産の運用をサポートする仕組みがユーザーに提供されています。

これらのサービスは、日々進化を遂げており使わないのは勿体無いほどです。

SwissBorgでは、対応する法定通貨を現在16まで広げており、取り扱い暗号資産の数も33まで広げています。

主要な法定通貨、暗号資産をカバーした上で、最適な資産運用ができるSwissBorgのサービスは長期的に資産を運用していというユーザーに向けては非常にマッチするサービス内容です。

しかし、暗号資産においては、DeFiやIDO、Play to Earnといったアクティブな資産運用の方が注目を集めているのが現状です。

こうしたブーム的なものは、どこかで落ち着きを見せることもあるので、安定して利回りを出すといった意味ではSwissBorgなどのウェルスマネジメント系のサービスは徐々に広がっていくのではないでしょうか。