最速成長中のNFTプロジェクトBAYCとは?
BAYCとは、Bored Apes Yacht Club(ボアード・エイプス・ヨット・クラブ)と言われる、2021年4月にYuga Labs によってつくられたNFTプロジェクトです。
すでに時価総額が最大のNFTプロジェクトとして有名で、現在1万点のNFT作品があり、最初はEthereumで0.08ETHでmintされたものが現在最も高いものでは、なんと700ETH近くもの価値がついています。
ジャスティン・ビーバーやエミネム、トラヴィス・バーガーやパリスヒルトンなど名だたるセレブ達がBAYCを購入している事で、ますます人気を博し価格が高騰してきています。
今回また大きな話題となった理由の1つとして、BAYCのNFTを所有していた人に対して高額なAirDropがあった事が挙げられます。
なんとその金額が約800万円から2000万円の時価でAirDropがあったそうです。
ApeCoinとは?
ApeCoin
ApeCoinはBAYCを運営しているYuga LABSが発行元ではなく、「ApeCoin DAO」が発行するERC-20規格のトークンです。総発行枚数は10億枚でEthereumチェーン上で発行されています。
ガバナンストークンとして、またBAYCのエコシステムでのユーティリティートークンとして、そして限定のグッズやイベントなどへのアクセス権としてさまざまな利用や特権も想定されています。
ApeCoin DAO
上記で挙げたようにApeCoinはApeCoin DAOや「APE Foundation」と呼ばれる組織によってサポートされ、DAOの決定を監督し、DAOでの決定が確実に実施されるよう取り計らうとされています。
またAPE Foundationには、特別評議会が設置されて下記の名だたるメンバーが揃っています。
- Reddit共同創業者のAlexis Ohanian氏、
- FTXのAmy Wu氏
- Sound VenturesのMaaria Bajwa氏
- Animoca BrandsのYat Siu氏
- Horizen LabsのDean Steinbeck氏
Apecoin公式サイトより
ApeCoinの割り当て
- エコシステムファンド:62%
1億5000万枚がBAYC/MAYCのホルダーへエアドロップ
4億7000万枚がApeCoin DAOのトレジャリーへ
- Yuga Labs +チャリティー:16%
1億5000万枚がYuga Labsへ
1000万枚がチャリティーに使用
- コントリビューター:14%
1億4000万枚がコントリビューターへ
- BAYCファウンダー:8%
8000万枚がBAYCのファウンダーへ
上記から考えると、BAYCプロジェクトの設立メンバーは同トークンの総供給高の1/4近くの所有者となり、Bored ApesとMutant ApesのNFT所有者は、合わせてトークン総割当高の15%を受け取る事になります。
BAYCの将来性
ApeCoinは、このトークンが実際どのように使われるのかについて全貌はまだ明らかではありませんが、この数日で大手海外取引所に続々と上場を果たしました。
また、すでに大手VCとのプロジェクト提携や、Animoca BrandsとのApeCoinを基にしたPay-to Earnゲームのために新たな提携を結ぶことを明らかにしています。
The Blockの記事によると、「MetaRPG」というゲームも計画しており、NFTプロジェクトと互換性があるなど、さらにはバーチャルランドの販売も計画の中に入っているなど、今まで以上にたくさんの材料が出てきそうです。
また現在NFTを保有しているセレブ達のバックアップもあると考えられ、より大きなコミュニティーが形成されると考えられます。
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