Everdomeに続くメタバース優良銘柄!?Zilliqa(ジリカ)についてMetapolis(メタポリス)と併せて解説!
今回は、Zilliqaと呼ばれる暗号資産プロジェクトについてご紹介します。
Zilliqaは、Ethereum(イーサリアム)やAvalaunche(アバランチ)、Solana(ソラナ)等と同じレイヤー1のプロジェクトです。
レイヤー1プロジェクトは、それぞれ独自のブロックチェーンネットワークを持ち、それぞれのネットワークの上に暗号資産のプロジェクトが多数存在しています。
Zilliqaは、メタバースに力を入れたブロックチェーンプラットフォームとしてここ最近注目を集めており、その勢いは今後さらに増していくことが予想されます。
今回は、そんなメタバースに力を入れたレイヤー1プロジェクトであるZilliqaと、それに関連するメタバースプロジェクトであるMetapolis(メタポリス)について、併せて解説していきます。
Zilliqa(ジリカ)とは?
Zilliqaは、2016年に発表されたシンガポール発のブロックチェーンプロジェクトです。
2022年4月5日時点での暗号通貨内での時価総額ランキングは66位で、時価総額は$1,766,137,134(約2100億円)となっています。
Zilliqaの特徴として、シャーディングの技術を搭載することでトランザクションの並行処理を可能にし、1秒間でおおよそ2800件のトランザクションの処理を可能にしています。
現在のBitcoinやEthereumのトランザクション処理件数は、数件〜10数件であることからその処理速度の速さがわかると思います。
Ethereumの他にも、AvalaunchやSolanaといったブロックチェーンもZilliqaと同等かそれ以上の処理能力を持ったブロックチェーンではありますが、これらはシャーディング技術を利用していないため、ネットワーク全体で情報を処理する必要があります。
しかし、Zilliqaの場合はシャーディングによりネットワークが分割・並行管理されているため、トランザクション量が増えてもノード数を増やすことで処理を分散させることができるため、スケーラビリティ問題の改善が期待できると言われています。
現状、EthereumについてもEthereum2.0ではシャーディングの技術を採用することで、ネットワークに拡張性を持たせると公言していることから、既にシャーディング技術を搭載しているZilliqaの優位性の高さが伺えます。
Zilliqaの他にも、シャーディングの技術を搭載しているブロックチェーンとしては、NEAR Protocolが代表として挙げられます。
NEAR Protocolについても、シャーディング機能を搭載したクロスチェーンプラットフォームとして人気を集めています。
以前、NEAR Protocolについてもまとめたので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
Zilliqaでは、シャーディングの他にも独自のコンセンサスアルゴリズムである「PBFT」を搭載している点や、独自のコントラクト言語である「Scilla」と呼ばれる言語で開発が行えることも特徴的です。
これらを利用することで、ブロックチェーンネットワークのセキュリティを高めるとともに、スマートコントラクトの機能を安定的にユーザーに提供することができます。
Zilliqa上に展開されるメタバースプロジェクトMetapolis(メタポリス)とは?
Metapolisは、Zilliqaで展開されるメタバースプロジェクトです。
最近では、ブロックチェーン上に新たな空間を提供するサービスの総称である「メタバース」に関連したプロジェクトが多く登場し、その勢いを強めています。
そんな中で、有名なSandboxやDecentralandなどのメタバースプロジェクトは「リアリティ」を追求するためのメタバースには向かないため、リアリティを求めた新たなメタバースプロジェクトとして、「Everdome」などのプロジェクトが登場しています。
Everdomeでは、「Unreal Engine5」と呼ばれるゲームエンジンを利用することで、非常にリアリティ性の高いサービス提供を可能にします。
Everdomeについてもまとめていますので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
Metapolisについても、Unreal Engine5を利用しているため今後のプロジェクトの行方が期待されています。
Unreal Engine5は、プレイステーション5に登場するゲームにも使われるほど、非常にリアリティのある表現に長けたゲームエンジンです。
そして、Metapolisは「全ての人のためのメターバス」としてリアリティのある世界観を利用した土地の創造・販売などを自由にできるとしています。
先ほど取り上げたEverdomeでは、土地は最初から限られた土地のみが取り扱われ、ユーザーはその土地を競って購入するような取り決めがされています。
Metapolisの場合は、ユーザーが新しい土地の作成や発展を行っていくためのツールを提供するとしてるため、資金の有無に囚われたない公平性のあるサービス・世界観が提供されることが期待されます。
まだ詳細については明らかになっていない部分も多いですが、以下の公式アカウントからいち早く情報を取れるようにしておきましょう。
Zilliqaの今後と将来性について
Zilliqaの今後について、暗号資産市場の盛り上がりと、特にメタバースが盛り上がることで価格はさらに上昇していくことが期待できます。
2022年3月後半に急激に価格を上げたことをきっかけに、今後はさらに大勢が注目を集めることが期待できます。
また、Twitterのフォロワーが40万人を超えている点や、Instagram、Youtube、Discord、Telegramといった主要なSNS・チャットツール全てで最新情報を発信している点も、今後のコミュニティ参加者への後押しになっています。
現時点でも暗号資産内では66位と割と上位の方ではありますが、今後のマーケティング次第ではより上位に食い込んでくるなど期待できそうです。
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