MMPROとは?Metamask(メタマスク)のIDOをローンチ!?Market Making Proについて詳しく解説。
今回はMMPROこと、Market Making Proと呼ばれるプロジェクトについてご紹介します。
MMPROは、BtoB向けの暗号資産プロジェクトのマーケットメイクプラットフォームとして展開しており、MMPROを利用するプロジェクトのトークンの流通・取引をサポートします。
マーケットメイクについては後程説明しますが、MMPROが発行するMMPRO Tokenはここ一か月で急激に価格を上げており、先月時点では¥13付近を推移していた価格が2022年4月15日現時点では¥94円まで価格が上昇しています。
今回の価格上昇についてはMetamaskのIDOをMMPROのローンチパッドで取り扱うことが原因とされており、非常に注目を集めています。
一時は¥100円を超える価格を付けており、今後しばらくはMMPROへの注目が集まることが予想されます。
MMPROとは?
MMPROは、2017年から暗号通貨のプロジェクトに対してマーケットメイクのサービスを提供していた「Blockchain House」というチームが提供しているサービスです。
MMPROでは、Blockchain Houseの利用していたソフトウェアの技術・アルゴリズムを利用して暗号通貨取引所でのマーケットメイクをサポートします。
マーケットメイカーは、市場に流動性を提供することで、取引をスムーズにすることを目的としています。
日本語では「値付け業者」とも呼ばれるマーケットメイカーは、常に売りと買いの気配値提示することで、投資家の売買成立のサポートをします。
※気配値(けはいね)は買い手の買いたい値段と売り手の売りたい値段のことをいいます。
マーケットメイカーが導入されているわかりやすい取引所の例でいうと「PancakeSwap」などがあげられます。
PancakeSwapでは「AMM:オートマーケットメイカー」と呼ばれるシステムが導入されているため、ユーザーはその時の最良の値段でチャートなどを気にすることなくトークンの売買を完了できます。
マーケットメイカーを利用した取引では、指値注文はできませんがその時の最良の価格で素早く取引を完了できることが利点です。
MMPROは、このようなマーケットメイクの仕組みを48以上の暗号資産取引所に提供しており、これまでに250以上のプロジェクトにサービスを提供しています。
また、MMPROではマーケットメイクの他にも、ローンチパッドをサービスとして提供しており、暗号資産関連のプロジェクトの資金調達の場として利用されています。
MMPROの価格上昇とMetamaskのIDO開催について
MMPRO Tokenが4月に入ってから急激に価格高騰した件について、原因は以下のツイートです。
https://twitter.com/MarketmakingPro/status/1511437108971556867?s=20&t=gaE0m7zbyamcSST6qVTNgQ
このツイートでは、暗号資産の代表的なウォレットである「Metamask(メタマスク)」のShares(株式)に関するホワイトリストが公開されました。
今回のセールに関してはMMPRO Launchpad上でIDOが行われ、開催日時は2022年4月22日と発表されています。
MMPRO LaunchepadでのIDOは、過去に有名暗号資産取引所であるKrakenのローンチも行っていることから、今後も有力プロジェクトがMMPRO Launchepadでローンチすることが期待できます。
MMPRO Tokenの購入と購入可能取引所
MMPRO Tokenの購入については国内の取引所では扱っていないため、購入する際はPancakeSwap等の国外の取引所を利用する必要があります。
また、PancakeSwapを利用するには国内で暗号資産を購入後、海外の取引所にてBNBやBUSD等を購入し、それをMetamask等のウォレットに送金して利用する必要があります。
国内の口座開設がまだの方は国内大手取引所であるCoincheckを是非ご利用ください。
また、海外取引所についても世界最大の暗号資産取引所、Binanceへの登録への登録をおすすめします。
※海外取引所やPancakeSwapなどの利用は慣れない方にとっては資産を損なう可能性もありますので、ご自身でよく調べてから自己責任で利用するようにしましょう。
将来性と今後について
MMPROについては、今回はMetamaskのIDOで注目を集めましたが、そのポテンシャルは今後発展が予想されるWeb3.0の規模を考えるとより存在価値が高まることが期待できます。
暗号資産の市場は、Bitcoinの登場から着実に市場規模を広げており、今後継続的に市場の発展が期待できます。
こうした動きの中で、特にMMPROのようなマーケットメイクを行うプラットフォームは、市場の流動性を確保するうえで非常に重要な役割を果たします。
MMPROに関しては、今回のMetamaskのIDOといい、予想外の動きでユーザーを驚かすようないい意味で今後も期待を裏切ってくれるのではないでしょうか。
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