ピンチはチャンス！？暴落する暗号資産への対応と長期的な投資するための備えについて。

ピンチはチャンス！？暴落する暗号資産への対応と長期的な投資するための備えについて。

今回は、暗号資産に長期的に投資するうえで必要な備えについて解説していきます。

2022年5月15日現在、暗号資産は全体的に大きく暴落しており、資産を大きく減らしてしまっている方も少なくないと思います。

こうした方の多くは、暗号資産に関連するブロックチェーンやDAOなど、今後発展していくであろうテクノロジー分野に予め投資しておこうと思っている方だと思います。

現状、厳密な法規制が定まっていない点や、次々と新しいプロジェクトが登場することで、市場の変動が激しい状態ではありますが、長期目線でこの分野に投資する上での参考にしていただければと思います。

※本記事は、投資をアドバイスするものではありませんので、投資を行っている方は参考程度にご覧いただけると幸いです。

また、投資判断はご自身で責任で余剰資金で行うようにしましょう。

暗号資産投資でのリスクを低くする方法

ここでは、暗号資産投資でのリスクを抑える方法について解説します。

暗号資産に限らず、投資をする上では余剰資金で投資を行うことが大原則です。

根本的に、人によってどのくらいのリスクを取れるのかといったところはその人の持つ資産状況・毎月のキャッシュフローによってもリスク許容度が変わってきます。

まずは自身がどのくらいのリスクを取れるのかを把握することから始めることが大切です。

リスクを取りすぎると身を滅ぼすことになり、投資の失敗を他人のせいにするなど、安定した精神状態を保てなくなりますので、自身が生活する上で必要な資金を少なくとも半年を目安に残すようにしましょう。

以下では、実際に暗号資産投資のリスクを抑え、長期的に安定して投資を行う方法をご紹介します。

ドルコスト平均法を使って安定した暗号資産に投資

ドルコスト平均法は、一定期間ごとに少額ずつ投資商品に投資を行う方法です。

価格変動の激しい暗号資産に向いている投資方法で、長期的に見て値上がりを期待できる投資商品に対して投資する手段の一つです。

暗号資産業界では、プロジェクトが破綻して投資した資金を失ってしまうリスクが非常に多いため、ドルコスト平均法を用いた投資についてはBTCやETHなど、数年以上安定して投資家の注目を集めている銘柄に行うことで、資金を失うリスクを抑えることができます。

不用意に暗号資産関連のマーケター・プロジェクトを信用しない

お金が集まるところには、その分野での成功を得ようといい意味でも悪い意味でも様々な人が集まります。

そして、暗号資産ではICO・プロジェクトが乱立することで、本当に価値のあるプロジェクトの見極めが難しくなっています。

ある程度資金・メンバーが集まっているプロジェクトであっても、短期的には利益を得ることは可能であっても、長期的に利益を出し続けるのは厳しいのが暗号資産業界の現状です。

こういった現状から、不用意に暗号資産プロジェクトを進めてくるマーケターやプロジェクトを信用しないようにしましょう。

積極的に暗号資産関連の勉強をする

暗号資産に関連し、Web3.0やメタバース・NFTのプロジェクトが月々と登場してきています。

こうした中で、自身で情報を集めて勉強することで、市場の中でのトレンドがわかるようになります。

暗号資産の技術の根幹はブロックチェーンを利用した分散管理されたシステムですが、汎用性の高さからメタバース・NFTなど、その利用用途は様々なものがあります。

こうしたモノを自身で理解することで、投資家やユーザーがどうしたプロジェクトに注目を集めているのかが自身で判断できるようになります。

また、他社に紹介されたプロジェクトであっても、そのプロジェクトの健全性を測ることができるようになるため、暗号資産に関連した勉強は自身で情報をとって継続的に行うようにしましょう。

ピンチを活用！短期投資戦略

ここまで、暗号資産投資でリスクを抑える方法について解説しましたが、長期投資を見越している方にとって、暴落時が非常に買い場なのは事実です。

BTCやETH等の暗号資産は、着実に投資対象としての価値をここ数年で高めているため、暴落の時に多めに買って利益を得ているという人が多いのも事実です。

こうした手法はリスクはあるものの、その分リターンを得ている人がいるのも事実ですので、ある程度安定して投資をしている方で余裕のある方はこうしたチャンスを利用してみるの手かもしれません。

まとめ

暗号資産はまだまだ市場が発展途中であり、相場の変動が激しいです。

しかし、その分今後の成長とチャンスがある業界ではあるので、暴落時でも悲観することなく、長い目で見てチャンスをものにできるよう、立ち回ることが大切です。

暗号資産投資は、まだまだ参加者が少ない状態ではあるので、今後の市場拡大を腰を据えて眺めるくらいのメンタルがちょうどいいかもしれません。

投資の神様と言われているウォーレン・バフェット氏も、投資で大切なのは「損をしないこと」と「それを忘れないこと」と言ってる様に、短期的に無理をせずに長い目で見て勝てるように戦略を立てて実践しましょう。