ブロックチェーンのトリレンマを解決!?大注目のプロジェクトPartisia Blockchain(パーティシア)について詳しく解説。
今回はPartisia Blockchainについてご紹介します。
Partisia Blockchainは、ブロックチェーンのトリレンマ問題を解決するブロックチェーンです。
トリレンマとは、プライバシー、インターオペラビリティ、スケーラビリティのどれか二つを取ると一つが疎かになるというものです。
ここで言うプライバシーはユーザーが情報・データを制御できることを示し、インターオペラビリティは他のブロックチェーンとの相互運用性のことで、スケーラビリティは拡張性のことを示します。
Partisia Blockchainは新たなソリューションとして、トリレンマの問題を解決したプラットフォームをユーザーに提供します。
Partisia Blockchainは、今ある多くのブロックチェーンでは機密性とプライバシー保護の側面が欠如しているとし、その問題解決を行うためのプロジェクトとして発足されました。
Web2.0からWeb3.0へプラットフォームが今後移行していく中で、情報の機密性やプライバシー保護は必要不可欠です。
現状のパブリックブロックチェーン(BitcoinやEthereum)などは、情報の透明性が高いため、全ての取引情報を誰もが閲覧することが可能です。
しかし、誰もが全ての情報にアクセスできることは公平性や透明性が高いといった観点からはいいことですが、誰がいくら資産を持っているか等の情報が筒抜けであるため、犯罪等に情報が利用される等の可能性もないとは言えません。
透明性が高いということは、機密性・秘匿性が低いということですが、これらのバランスを取るために、Partisia Blockchainはプロジェクトを立ち上げ、現在も開発が進められています。
今回は、こうしたブロックチェーンの既存の問題を解決するとして注目を集めているPartisia Blockchainについて解説していきます。
Partisia Blockchain(パーティシア ブロックチェーン)とは?
Partisia Blockchainは、スイスに財団を持つブロックチェーンプロダクトです。
Partisia Blockchainでは、従来のレイヤー1ブロックチェーンの課題であるスケーラビリティやセキュリティ、情報の機密性やプライバシーに関する問題を解決するとしています。
そして、多くの問題を解決するために、レイヤー1だけでなくレイヤー2についてもエコシステムの一部としてサービスを提供しています。
こうしたサービスを提供するために、Partisia Blockchainでは以下の複数の機能を実装することで、非常に完成度の高いブロックチェーンを実現します。
- ゼロ知識証明
- MPC(マルチパーティ計算)
- パブリックレイヤー
- プライバシーレイヤー
- シャーディング
- 他のブロックチェーンとの接続可能なブリッジ
※Partisia Blockchainのより詳しい機能詳細にはこちらをご覧ください
ユーザーとしては、自身の取り扱うデータを制御できるほか、取引手数料の安く安定したプラットフォームを利用でき、他のブロックチェーンとの相互接続が可能という従来にない経験ができることが期待できます。
メインネットのローンチとトークンセール
Partisia Blockchainは、メインネットにて2022年5月31日にTGE(Token Generation Event:トークン生成イベント)が行われ、MPCトークンを発行しました。
Partisia Blockchainでは、MPCトークンをガバナンストークンとして利用します。
MPCトークンのトークンセールでは、先行してプロジェクトの提携先であるREDのNFT保有者に5月29日トークンセールが行われました。
REDは、収益の一部を世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付する取り組みで、今回トークンセールに利用されたREDのNFTは、事前にBinance NFT Marketplaceにて販売されており、その収益の一部はコロナのワクチン提供に利用されます。
その後、5月31日にKYCを済ませたユーザーに対してトークンセールが行われ、今後トークンが配布されるのを利用者が待っているのが現状です。
今後、トークンが購入者に配布され、ネットワーク上でトークンに流動性が出るのは少し時間がかかる可能性もありますが、高機能なプラットフォームであるため利用者・開発者が集まることが期待できます。
Partisia Blockchainの将来性と今後の可能性
Partisia Blockchainについて、高い水準でのデータプライバシーと安全性を保証する新たなブロックチェーンプロダクトという位置付けであり、非常に高性能なプラットフォームであることは間違いありません。
ブロックチェーンのネットワークに拡張を持たせ、セキュリティを強化し、データの機密性を高めつつ従来のブロックチェーンが持つ透明性の高さをパブリックブロックチェーンが保持することで、これまでブロックチェーンに存在した多くの問題がPartisia Blockchainによって解決されます。
しかし、あまりに高機能であるため、仕組みの複雑さから開発に時間がかかることが予想されます。
現在(2022年6月5日)では、メインネットがローンチしたばかりなので、今後の有用性が測れる段階ではありませんが、プロジェクトの開発進捗次第では非常に有用で魅力あるプラットフォームになる可能性がありますので、今後の開発状況には注目が必要です。
Twitterでも有益な暗号資産情報をタイムリーに発信しています。是非下記からチェックしてみてください。
有益な暗号資産情報を無料で配信。Twitterをご確認ください。